お肌の悩みを隠す・目立たなくする方法について
今回は強力なカバー力のある資生堂「スポーツカバーファンデーション」を使ってお肌の悩みの種を隠す方法を紹介します。
夏は半袖の季節。腕や足、首元などを露出する機会も増えて、お肌の悩みが深刻化する季節です。夏なのにみんな薄着なのに「自分だけ長袖…」「自分だけマスク…」などといろいろ思い悩む方もいらっしゃると思います。
なので今回は「露出できない!!!」そんな悩みを解消する「お肌の悩みを隠す!」方法をご紹介いたします。
このページでは、毛孔性苔癬、シミ、そばかす等を隠す、目立たなくする方法を紹介します。あくまでも、ファンデーション等で一時的に隠す方法なので、トラブルを根本からただし、治す方法ではありません。予めご理解ください。
カバーできる・隠せるもの「スポーツカバーファンデーション」
資生堂・スポーツカバーファンデーションはその名の通りで、「スポーツ=ウォータープルーフ」、「カバー=肌を覆う」という事ができます。スポーツなど、どうしても痣(あざ)などがひと目に触れてしまうシーンを乗り切るために必要な機能が盛り込まれています。もちろん、通常の使用、職場や学校での社会活動でお肌の悩みを隠すにも十分に使用できます。
「スポーツカバーファンデーション」は非常に強力なカバー力で「お肌の上にもう一枚の皮膚をかぶせたような肌補正力」があります。なので殆どの肌トラブルを隠し、自身の持てる肌を作り出すことができます。
スポーツカバーファンデーションがカバーできる主なお肌の悩み。
- シミ、そばかす
- 痣(赤アザ・青あざの両方)
- 赤いプツプツ(出血していない状態に限る)
- 毛穴の黒ずみ
- 毛孔性苔癬
- やけど等による色素沈着
- タトゥー・入れ墨
など…
以上が例になりますが、基本的に肌の状態が激しく炎症しているのでなければあらゆ肌トラブルを隠すことができます。また、赤系統のアザやブツブツなどは通常のファンデーションではほとんど隠れませんが、スポーツカバーファンデーションであればほとんど完璧に隠すことができます。それから、タトゥーや入れ墨、毛孔性苔癬など場合によっては「肩から腕先のすべて」など非常に広範囲に及ぶことのある場合であっても難なく隠すことができます。
通常の肌とファンデーションの色合わせなどは重ね塗りでコントロールする必要があるため「慣れ」が必要です。重ね塗りする「調整・部分用」のファンデーションと「全体・ベース」用のファンデーションとでは硬さが違うので、色合わせに使用する量の感覚だけではなく、塗り込み方などの技術面でも慣れが必要です。
しかし、慣れてしまえば毎朝のリズムに取り込むことができますので恐れる必要はありません。何よりお肌の悩みを隠せる「カバー力」は優秀で、
用意するもの
- ファンデーション・・・カバー力の有るもの「スポーツカバーファンデーション」
- 下地・・・ファンデーションの伸びを良くします。お好みでどうぞ。
- 化粧水・・・お肌を引き締め整える。下地とアフターケアに使用します。
- メイク落とし・・・ここではオイルタイプをおすすめします。
今回使用する「スポーツカバーファンデーション」は固く、スポンジなどではファンデが上手く塗れないかもしれません。その場合指で塗っていきます(私も指を使用しています)。なので指先についたファンデを落とすためオイルタイプのクレンジングの他にシートタイプのメイク落としもあるといいです。
手順・やり方
1. 化粧水をつける。
化粧水は基本的にいつも使っているもので構いません。化粧水の効果はお肌を引き締め化粧のノリを良くする効果と、ファンデーションとお肌に適度な湿り気を与え伸びを良くし、自然な仕上がりにする効果があります。
2. メイク下地を塗る。
下地にはファンデーションの伸びを良くする以外にも、肌を守ったり、メイクを崩れにくくしたり、メイク落としをしやすくする効果もあるので、顔以外の部分に使用する場合も効果的です。
「ちふれのBBクリームを使用」
今回の場合カバー力の極めて高いファンデーションを使用するため、お肌の状態によっては伸びが足らずムラができてしまうことが有ります。「必須」ではありませんが化粧下地は使用すると良いでしょう。BBクリームなどもおすすめです。
3. ファンデーションを塗る。
ファンデーションを塗ります。肌の色に合ったモノを探してください。
色の暗い(濃い)ものほどカバー力に優れるという傾向があります。なので、肌が極端に明るい色をしている人の場合は、難しいとは思いますが、暗いファンデーションの上から明るいモノを塗るなど、工夫が必要です。
資生堂 スポッツカバー ファウンデイションのS100 (全体用)とC2 (色調節用)の合わせ使いがおすすめです。写真右がS100(暗い方)。左がC2(明るい方)。
まずは、S100を隠したい部分全体に薄く塗ります。この時、指を使って塗ると綺麗に広げることができます。
S100のSは、ソフト(Soft)のSです。比較的柔らかいので伸ばしやすいですが、厚く濃くなりすぎたところを薄くのばすのは難しいので注意しましょう。
そして、S100だけでは色味が暗いので、明るコンシーラーのC2で明るい自然な肌色にします。
こちらも、薄く均等に塗ることを心がけながら行います。
C2のCは、コントロールカラー(Control Color)のCです。先ほどのS100よりも硬いので、なれるまではムラができやすいですので慎重に行ってください。
明るいファウンデーションを塗り、自然に仕上げた後の腕
C2を塗った後です。先ほどのS100を塗った後よりも自然な肌色になりました。もう少し明るくしたいですが、そもそもの目的である、隠すことは達成出来ました。
写真をとっている室内の白い照明ではC2の効果が表れにくいですが、外の自然光では、C2の効果ははっきりと確認でき、ファンデーションが付いているのを自分でもわからないぐらい自然に見えます。
4.一日の終り「メイクを落とす」
スポーツカバーファンデーションは粉状ではなくペースト状の上「硬め」です。また、傷跡などを隠すためのカバー力故に厚めになっています。ですので基本的には洗面台やお風呂でオイルタイプのクレンジングを使用してメイクを落とすことをおすすめします。メイク落としシートやジェル、泡タイプでは落としきれないか、落とすために沢山使ってしまうのでお肌的にもお財布的にもおすすめはできません。
クレンジングの後は優しい石鹸などを使って洗顔(洗浄)しましょう。化粧水でのアフターケアもおすすめします。
比較・カバー力の検証
資生堂 スポーツカバーファンデーションのカバー力を検証します。まず、私の場合「毛孔性苔癬の赤いぶつぶつ」をどうにか隠したいということで使用しています。
ビフォー
腕ですが、手首にかけて症状がひどくなっていきます。赤くなっていて非常に醜いです。
アフター
表面の凹凸は隠せませんが、先程の赤い点々は完全に見えなくなっています。少し暗めに仕上がりましたが、もう少し「C2」を使用すると明るくなりより自然な仕上がりにできます。
比較その2
左)何もしていない肌。右)スポーツカバーファンデーション後。
左は何もしていません。右はスポーツカバーファンデーションを塗っています。私の場合、もともと右側の手首の方が酷いので、比較的軽度な左側とでは比較に難はありますが、右側は赤い点々は一切見受けられないですよね。非常に強力で、自然な仕上がりです。
毛孔性苔癬は私のように「赤く」「広範囲」に現れますので通常のファンデーションではカバー力不足で隠せませんが、この様にスポーツカバーファンデーションを使用すると見事に隠し切ることができます。
凹凸などはカバーできませんし、細かく言えば若干マットな感じでお肌本来のみずみずしさが損なわれる印象になってしまいますが、自身を持って人前に出ることのできるほどには仕上がっています。
最後に
いかがでしたでしょうか。非常にカバー力の高いコンシーラー「スポッツカバー ファウンデイション」の使用方法と使用例のご紹介でした。
どうしても肌を露出しなければいけない場面では今回紹介した方法を是非試してみてください。また、いきなりだと最初は失敗してしまう恐れもありますので、何度か練習されることをおすすめします。
今回紹介しました、資生堂 スポッツカバー ファウンデイションは市販されているカバー系ファンデーションの中でもトップクラスのカバー力を持つものです。大きな青あざやタトゥーまで隠せる程のカバー力です。おすすめです。隠したいものはとりあえず隠してしまいましょう。
最後に、これから買い揃えるという方は、実店舗で試すのが困難な場合は、いつもより明るめの色を選ぶことをおすすめします。明るめのほうが塗っている感が少なく、自然に仕上がるのでおすすめです。
↓ベースカラー(全体・広範囲用)
↓コントロールカラー(色調整用)