自分でトレチノイン・バイドロキノン治療 -お肌の総入れ替え-

スキンケア

トレチノイン・ハイドロキノン療法

「お肌の総入れ替えを行い、色素の少ない透き通るような白いお肌を手に入れる。」

トレチノイン・ハイドロキノンを自宅でするやり方についてと、コツ、注意点を紹介しています。強力な美容法ですので効果の高い分、若干の注意すべき点、リスクが有りますので、取り組む際はしっかりと理解してから行いましょう。

主な美容効果

  • お肌を生まれ変わらせる(多くの肌トラブルを改善)
  • 美白(最も大きな効果を得られます)
  • 美肌
  • シミ、シワ
  • 傷跡
  • 毛穴のくすみ
  • 色素賃借
  • アンチエイジング

などです。

具体的には頬のシミや、日焼けによるそばかす、乳首の黒ずみ(色素沈着)、毛孔性苔癬(毛穴)などに効果があります。

コスト

最低限必要な、トレチノイン、ハイドロキノン、日焼け止めを購入し4000円程度~できます。

 

この治療では、ハイドロキノンをトレチノインの倍以上の量を使用するので、ハイドロキノンは足りなくならないよう気おつけてください。
期間は、1ヶ月程とお考えください。(赤みを伴うのは開始5日目くらいから2、3週間目程度までです。)

リスク

  • アレルギー反応を起こすことがまれにある(ハイドロキノン)パッチテストを行ってください。
  • 紫外線対策を怠ると、予期せぬシミなどのトラブルを招く恐れがある。
  • 痒みに耐え切れず新たな傷を作ってしまう恐れがある。

ハイドロキノンは目立たない、皮膚の薄いところでパッチテストを行ってから使用してください。トレチノインはアレルギーではなくても、肌が赤くなります。

使用中に異状を感じましたら、医師の診察を受けられることをおすすめします。

使うもの・準備するもの

  • トレチノイン・・・肌の代謝を高める働きがあります。薬の強さ(濃度)を部位や肌の強さで選ぶ必要があります。
  • ハイドロキノン・・・肌のターンオーバーを利用した美白クリームです。
  • 日焼け止め・・・紫外線吸収剤不使用のモノを使ってください。下記に説明します、ハイドロキノンの注意点については必ず確認して下さい。
  • 保湿剤

以上の「物」以外にも計画が必要です。

この治療には期間が必要です。期間は約1ヶ月。薬の強さにもよりますが、開始から3週間程度、トレチノインの効果が現れ始めるとは赤みを伴います。塗布した範囲全体が赤くなります。また、当期間中は紫外線を浴びる事ができませんので、日焼け止めを塗ります。がその上でマスクや長袖を着用する必要もありますので、日中のマスクや長袖での生活など、ご自身の生活内で実現できるのかをご確認ください。

使用するアイテムのオススメと注意点

トレチノイン

トレチノインには含有率(濃度)にいくつかの種類があり、部位や、肌質によって使い分ける必要があります。
含有率は低いものは、0.01%、高いものは0.4%のモノまであります。顔などの肌の薄いところには、0.025%のモノを使用し、デリケートなところ以外では、0.1%程度のモノを使用します。
肌の弱い人向けに0.01%のモノがありますので、肌質に不安のある方は、最も優しい0.01%のモノから試してみてください。
おすすめはそれぞれ、腕などの部位には、「エーレットジェル(AretGel)0.1%(トレチノイン)」で顔や、肌の弱い人には、「エーレットジェル(AretGel)0.05%(トレチノイン)」がおすすめです。

 

ハイドロキノン

ハイドロキノンはメラニンの生成を阻害し、新たなに生まれてくるお肌を透き通った白い肌にする効果がある塗り薬です。

単体でも効果はありますが、トレチノインの力と合わせることで効果が格段に上がります。
おすすめは、「ユークロマクリーム4%(ハイドロキノン)」です。

注意

ハイドロキノンは、トレチノインを塗る期間(初めから2週間)の倍の期間(初めから4週間)塗る続ける必要があり、また、量に関してもたっぷりと使いますので、トレチノインの2倍の量のハイドロキノンを購入しておく必要があります。

トレチノイン(20g)1本ハイドロキノン(20g)2本

顔や顔の一部など、使用範囲が狭ければトレチノインを半分しか使用しないことも考えられます。しかし、慣れない内は素直にトレチノイン1本に対しハイドロキノン2本を購入しておきましょう。ハイドロキノンは単体で使用するでけでも効果がありますので、余った際はそのまま美白したい箇所をハイドロキノンがなくなるまで塗り続けると良いでしょう。※トレチノインはなくなるまで塗り続けるなどはしないでください。また、ハイドロキノンを使用の際は紫外線対策を徹底し、室内においても日焼け止めを使用してください。

日焼け止め

日焼け止めは、紫外線吸収剤不使用ののもを使用してください。紫外線吸収剤は肌の角質層に入り込んで作用するので使用厳禁です。
トレチノインによって肌はデリケートになっています。それから、ハイドロキノンは紫外線により変質し、刺激性のある物質に変化するので、UVケアには気を使ってください。屋外に限らず室内にいる場合も、可能ならば日焼け止めを使用してください。

またSPF25以上を推奨します。

保湿剤

なんでも構いませんが天然由来のものや無添加のものをおすすめします。傷がある場合は、傷口は避けてください。これは、トレチノインやハイドロキノンを塗布した直後ではなく、しばらくしてから、乾燥が気になるタイミング等に適宜使用する形になります。トレチノインによって角質を失ったお肌は乾燥に弱く、冬などは特にお肌を乾燥させないよう注意しましょう。

私は敏感肌なこともあり、グリセリンやワセリンなどを使用しています。

これから揃えるという方は、ワセリンをおすすめします。中でも衛生的に使用できるチューブタイプが良いです。

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手順・やり方

1. トレチノイン、ハイドロキノンの順で塗り込む。

まずは、トレチノインを塗ります。その後、数分待ち、肌にトレチノインが浸透したら、ハイドロキノンを塗ります。面倒な場合は、トレチノインを塗った後、すぐにハイドロキノンを塗っても構いません。
トレチノインは薄く塗っても十分に効果を得ることができます。

ハイドロキノンは表面が白くなるくらいの厚さでたっぷり塗ってください。※ハイドロキノンはすぐに乾いて見えなくなります。

塗布する間隔は、1日、2回。朝の起床後と、夜の入浴後です。場合によっては朝を抜いても構いません。朝を抜いて塗らなかった場合でも紫外線の対策は行ってください。

重要~期間に関して~

  1. トレチノイン、ハイドロキノンを2週間塗り続ける。※日焼け止めも塗る。
  2. その後2週間はハイドロキノンのみを塗る。※日焼け止めも塗る。
  3. その後1周間は日焼け止めだけを塗る。

以上の期間を意識してください。

お肌の赤みが長引く場合はハイドロキノンを長めに3週間塗り続けたりなどは適宜変更して構いませんが、最初の2週間「トレチノイン・ハイドロキノンを塗る」期間に関しては延長しないでください。特にトレチノインは2週間以上塗り続けるのは厳禁です。

2. 日焼け止めを塗る。

もっとも重要なことですので、怠らないようにしましょう。

3. 保湿する。

必要に応じて保湿してください。皮が剥けてくると乾燥しがちになってきます。気になる場合は適宜保湿を行いましょう。

4. 我慢する。(掻かないように)

この治療法は、「痒み」だけでなく「赤み」も伴います。なので、人前に肌を晒すことは難しくなります。無駄な外出は控え、外出する際は、治療を行っている部位の露出しない格好をしてください。
痒みに関しては我慢することが非常に重要です。
肌のターンオーバーを利用した療法なので、しっかりとした計画を立て、挫折しないようにしましょう。


体感レポート

ここからは、私自身が体験した上での考察、注意点についてを述べてゆきます。
他の治療法にはない、「痒み」というモノが存在するので今回は、レポートを作成しました。
これから治療を行っていく上で良い知識となると思います。

始めてから1週間(7日経過)

皮が剥けてきました。今のところかゆみは少ないです。赤くなっている方がめくれて現れた新しい肌です。

剥けた皮です。

 

開始から2週間

痒さに耐えることができず、かきむしってしまいました。血ではない透明な体液が染み出てきました。
傷は、数日放置し、その後ハイドロキノンを塗り続けていましたら、後に残らず、綺麗に消えました。

ポイント!
 傷ができても、しっかりハイドロキノンを塗れば綺麗に消える。
傷がひどい場合は、数日間待ち、落ち着いてからハイドロキノンを塗るようにしてみてください。

個人的な体験での感想ですが、確実に「白く」なりました。「美白」効果は間違いなくあります。秋から冬にかけての涼しく、紫外線の少ない時期は毎年数回は行いたいと思いました。

購入は以下「オオサカ堂」がおすすめです。

トレチノインは国内では未認証薬品で、アメリカなどではニキビ治療薬、シミ、シワ改善薬として販売されていますが、日本では市販されていません。また、薬品としては国内においては販売そのものがされていませんので、個人輸入による入手(購入)しかありません。

私がいつも利用しているのは「オオサカ堂」という個人輸入代行業者です。通販感覚で利用できますし、大手なので安心です。

トレチノイン

腕などの体にはこちら「トレチノイン0.1%」

エーレットジェル(AretGel)0.1%

顔などのデリケートな部位にはこちら「トレチノイン0.025%」

エーレットジェル(AretGel)0.025%

ハイドロキノン

色素の生成を抑え真っ白な肌へ導きます。代謝を強力に促すトレチノインとセットでさらに効果が大きくなります。

ユークロマクリーム4%(ハイドロキノン)

 

ハイドロキノン+トレチノインの2in1

代謝を高めるトレチノインと、メラニンの生成を妨げるハイドロキノンの両方が適切に配合されたクリームです。こちらは、トレチノインが「0.025%」なので、体など、比較的皮膚の厚い部分では少々力不足ですが、「試しにやってみる!」や「顔しかやらない!」という方にもとてもおすすめです。

ハイドロキノン+トレチノインの2in1「ユークロマプラス(Eukroma-Plus)

最後に、、、

お肌の悩みは非常にお辛いですよね。私も身をもって経験しているので理解できます。また、お肌の悩みは中々治らず、一発では解決しないことがほとんどです。そんな中で当記事に出会い、トレチノイン、ハイドロキノン療法を試してきれいになる!そんな願いを持つ方のお手伝いになれば幸いです。

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